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山行(取材)記録としてのデジカメ活用 その2

この画像、草津白根山(群馬県)の本白根(もとしらね)探勝歩道の入口付近で撮ったもの。自然観察路など整備されたコースでは、樹木名と簡単な解説が記された、このようなプレートをよく見かけますよね。山岳取材では植生の記録として撮影しておきますが、自然観察にはとても役立ちますよね。デジカメで撮っておくと、自分オリジナルの図鑑にもなります。




この画像を撮影した場所の標高は約2000m、関東や中部の山岳地では亜高山帯の植生が広がり、樹木はコメツガやトウヒ、シラビソ、オオシラビソなどの常緑針葉樹が主体となっています。



これらの針葉樹、いずれもマツ科の樹木で、一見するとよく似ていてます。このようなプレートがなかったら、見分けるのはむずかしいかもしれません。もし樹木名を覚えようとしたら、樹皮や葉などの特徴をよく観察するとよいでしょう。デジカメならいろんな角度、視点から撮って記録しておけますよね。さらに、似ている樹木が並んでいて、それぞれの特徴を比較できたりすると助かるんですが、植物園でないとそういうのは無理かなと思ったら、この草津白根山にあったんですね。



コメツガ、トウヒ、オオシラビソ、シラビソがみごとに並んでいて、「さあ、よ〜く観察してね」と言っている感じ。もちろん人工的に植栽された樹木ではないはずです。ここでは樹皮や葉のアップ、少し引いて樹形全体など、デジカメでいろいろ記録しておきました。

↓こちらは奥武蔵(埼玉県)の古刹・子ノ権現天龍寺の由緒が記された看板。取材では、かならずデジカメで撮影しておきます。



デジカメが普及する以前は、野帳に書き写したり、フィルム(印刷用のスライドフィルム)で撮影しておき、あとでルーペで拡大して読み取ったりと苦労したのですが、デジカメのおかげでだいぶ楽になりました。

デジカメで山行記録を残すときも、こうした看板や標識はいい被写体ですね。風景や同行者との記念スナップに加え、要所要所で看板・標識を撮っておくと、あとで画像を一覧したとき、それらが本でいう見出しになり、場所や道順が視覚的につかみやすくなります。山行記録の最初の一枚なら、スタート地点の駅の標識などを撮っておくと、それがアルバムの表紙になります。

また、デジカメでいつも枚数は撮るんだけど、あとで観ると「風景ばかりで、なんとなく単調」という場合、標識や看板を単体で、それもできるだけアップで撮影しておくと、メリハリがつくでしょう。






↑これは標識と腕時計を一緒に写し込んだもの。位置と時刻の記録です。山岳取材では野帳に手書きで記録することを基本にしていますが、トレーニング山行のときは、こんな画像メモで済ませてしまうこともあります。デジカメで撮影した画像ファイルには、付帯情報として時刻も記録されていますが、時計そのものを写し込むと、画像をざっと一覧するときに便利です。



↑方向(方位)を記録したいときは、目標物に向けたコンパス(方位磁石)を写し込みます。ただ、手に持ったコンパスと遠望する山のどちらにもピントがくるようにするのは、条件的にちょっとむずかしいです。この画像は「目標の山はおよそ北東の方向に望める」という程度の記録で、厳密に記録するなら、その場でコンパスの目盛を読んで、手書きでメモしておくのが確実です。


↑こんな画像も記録として撮ります。ここは富士山吉田口の八合目付近、何を記録しているかというと、携帯電話の電波状況です。「富士山で携帯は使えますか?」という質問をいただくことがあるので、要所でチェックしているのですが、全社の携帯を調べるのは無理なので、いまのところ個人的な記録にとどめています。

ところで、デジカメで撮影した画像は、パソコンに保存し、閲覧するときは、まずビューアーなどで一覧させるのが通常かと思います。そのとき、サムネール(縮小)画像は左から右へ並んでいますよね。

そこで、展望パノラマを撮影するときは、左から右へ、体を右に回転させながら撮影します。そのとき画面の方眼線などを利用して写真(カメラ)の水平を維持すること、隣り合う写真がそれぞれ10%くらい重なるように撮るのがコツです。



↑北八ヶ岳の天狗岳(東天狗)から南八ヶ岳方面を展望



↑南八ヶ岳の編笠山(頂上直下)から富士山・南アルプス方面を展望

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| 登山・トレッキング | 10:48 AM | comments (0) | trackback (0) |

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