HOME > 登山・トレッキング > 山行(取材)記録としてのデジカメ活用

<<次の記事 前の記事>>

山行(取材)記録としてのデジカメ活用

富士山の登山道 富士山の登山道 富士山の登山道
↑富士山の登山道(地面)

この写真(画像)、富士山取材で撮影したもの。写真として見ると、なんとも単調で、富士登山ではふつうこんな写真は撮らないでしょうね。でも富士山のコースガイドなどを執筆する場合、とても重要な資料になります。

というのも、中腹以上は荒涼とした火山礫の斜面が広がる富士山も、進むにつれ、砂利や岩礫、砂と岩のミックス、溶岩の岩盤など、登山道(地面)がさまざまに変化します。

富士山の登山道 富士山の登山道 富士山の登山道
↑富士山の登山道(地面)

そこで、コースガイドでは「ザクザクとした道を登る」、「ザラザラとして滑りやすいので、足もとに注意して登ろう」などと、登山道の状況に応じて、歩き方や注意点をアドバイスします。その前提となるのが、コースの取材記録。記録は、野帳への手書メモが基本ですが、画像も重要なデータベースとなります。

八ヶ岳・権現岳の高山植物 八ヶ岳・権現岳の高山植物
↑写真左=ハクサンイチゲ、コイワカガミの葉も見える。写真右=イワベンケイ

こちらの画像は、権現岳(八ヶ岳)の取材記録の一部。ハクサンイチゲ、コイワカガミ、ミヤマキンバイ、イワベンケイなど、登山道沿いで見られる高山植物を記録した画像です。ただ、取材時期(6月上旬)が早かったので、ご覧のようにまだ花は咲いてません。高山植物の種類は、葉や茎の特徴から判別しています。こういう写真も、ふつうの登山ではほとんど撮ることはありませんよね。

でも、そのコースで「どんな花が見られるか」を知るには重要な取材記録なのです。言い換えると、執筆するコースガイド記事の裏付けというか、証拠になるわけです。

ところで、こうした記録を画像で残せるのは、デジカメの普及と性能向上によるところが大きいですね。フィルムカメラの時代は、コスト的に、とてもこういう写真は撮れなかったので、デジタル全盛になってからは、取材での記録量は飛躍的に増大しています。

ただ、デジカメなら枚数を気にせず撮れるといっても、枚数を撮り過ぎて、かえって整理と記録に手間がかかってしまう。たくさん撮ったけれど、どれもなんとなく単調で、あとで見ようとあまり思わない。そんな経験ってありません?

そこで、「デジカメで残すこんな山行記録」と題し、登山でのデジカメ活用のヒントをいくつか追って紹介していきたいと思います。

記事・写真の無断転載・転用は固くお断りします。
Copyright (C) 2007 FOREVER Inc.All Rights Reserved.

登山に関する話題はメールマガジンでも発信しています
登山でのデジカメ活用法をはじめ、山岳取材のエピソードや旬の山情報を「YAMAKEI SQUARE MAGAZINE」でも発信しています。執筆はほぼ月1回ペース、時期によって不定期になることもありますが、登山・ハイキングに役立つ話題・情報をお届けしています。登録はこちらからどうぞ。

このブログシステムのトラックバックは、いわゆる言及リンク方式(相互リンク)です。
デジカメ活用や山行記録に関する記事のトラックバックを歓迎します。


| 登山・トレッキング | 02:31 PM | comments (0) | trackback (0) |

 

コメント

コメントする








この記事のトラックバックURL

http://forever.pressbox.jp/blog/tb.php/56

トラックバック

PAGE TOP ↑

最近のエントリー

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

バックナンバー

リンク

プロフィール

OTHER