2008,11,09, Sunday
ヤマケイカルチャークラブ 晩秋の北八ヶ岳ハイキング
11月はじめの連休、ヤマケイカルチャークラブの特別企画「晩秋の北八ヶ岳ハイキング」(山と溪谷社&アルパインツアーサービス)で、ゲストのみなさんとともに、秋深まる静かな北八ヶ岳を愉しんできました。

↑北八ヶ岳のビューポイント
眼下の樹海に白駒池を望む高見石
↑北八ヶ岳のビューポイント
眼下の樹海に白駒池を望む高見石
行程は1泊2日、1日目は麦草峠を起点に丸山、高見石をめぐり、白駒池湖畔の白駒荘へ。2日目は白駒池から麦草峠を経て雨池、八柱山を往復。数日前に降った雪で、丸山の北斜面の道が凍結し、慎重を要するポイントもありましたが、無事、予定コースをめぐり、2日間のツアーを締めくくることができました。参加されたみなさん、2日間おつきあいいただき、ありがとうございました。

↑数日前の雪で凍結した丸山北面の登りを終え
あたたかな日が差し込む高見石付近の樹林帯を歩く
今回の北八ヶ岳ハイキングは、先月にエーグル渋谷本店で開催した「八ヶ岳から始めるトレッキング スライド&トークショー」(エーグル&山と溪谷社)とあわせて企画。ツアーまで約1カ月と短い期間で、充分な告知もできませんでしたが、晩秋の落ち着いた北八ヶ岳をスローに愉しみたいというゲストのみなさんのご参加いただくことができ、催行が実現しました。

↑高見石から上州の山々を展望
風は冷たかったが、遠くまで
見晴らす展望を楽しんだ
宿泊地の白駒荘では、なごやかな夕食後、この春刊行した『ヤマケイ・アルペンガイド 八ヶ岳』(山と溪谷社)のメイキングとして、僕の登山(取材)装備や取材ノート、原稿の下書きや資料集を紹介しながら、ここ数年、取り組んできた八ヶ岳取材のエピソードをお話ししました。これにはみなさんたいへん感心をもたれ、登山装備の工夫や現地での山行記録の取り方、北八ヶ岳のように樹林帯が多い場所での読図法(地図読み)などについて、みなさんからの感想や質問を通じて僕自身も再認識することが多く、とても有意義な時間を過ごすことができました。

↑麦草峠から雨池へ、北八ヶ岳らしい原生林を行く
この北八ヶ岳ハイキングで、僕がみなさんに感じてほしかったもののひとつが八ヶ岳の美しい森。とくに亜高山帯の植生が広がる北八ヶ岳は、林床が苔むしたコメツガやシラビソ、トウヒなど針葉樹の原生林がみごとです。この点もあえて説明するまでもなく、麦草峠から歩きはじめて、丸山北面の樹林帯に入るとすぐに「この森の香り、すごく落ち着きますね」という声があがり、みなさん、しっかり感じているんだなぁ、と嬉しい気持ちになりました。ほんとにそうなんです。僕が八ヶ岳に通いつめる理由も、ひとつには「森の香り」。八ヶ岳の森を歩くと「八ヶ岳に帰ってきた」という感じがします。しばらく登山(取材)の間があくと、森の香りに「懐かしさ」も覚えます。みなさんが今度、八ヶ岳を再訪するとき、同じように感じ取ってくれたら素敵です。
そしてまたお会いできる日を楽しみにしています。

↑名の通り降雨量に左右される雨池
この日はまったく水がなかった
それも北八ヶ岳の表情のひとつ
↑数日前の雪で凍結した丸山北面の登りを終え
あたたかな日が差し込む高見石付近の樹林帯を歩く
今回の北八ヶ岳ハイキングは、先月にエーグル渋谷本店で開催した「八ヶ岳から始めるトレッキング スライド&トークショー」(エーグル&山と溪谷社)とあわせて企画。ツアーまで約1カ月と短い期間で、充分な告知もできませんでしたが、晩秋の落ち着いた北八ヶ岳をスローに愉しみたいというゲストのみなさんのご参加いただくことができ、催行が実現しました。
↑高見石から上州の山々を展望
風は冷たかったが、遠くまで
見晴らす展望を楽しんだ
宿泊地の白駒荘では、なごやかな夕食後、この春刊行した『ヤマケイ・アルペンガイド 八ヶ岳』(山と溪谷社)のメイキングとして、僕の登山(取材)装備や取材ノート、原稿の下書きや資料集を紹介しながら、ここ数年、取り組んできた八ヶ岳取材のエピソードをお話ししました。これにはみなさんたいへん感心をもたれ、登山装備の工夫や現地での山行記録の取り方、北八ヶ岳のように樹林帯が多い場所での読図法(地図読み)などについて、みなさんからの感想や質問を通じて僕自身も再認識することが多く、とても有意義な時間を過ごすことができました。
↑麦草峠から雨池へ、北八ヶ岳らしい原生林を行く
この北八ヶ岳ハイキングで、僕がみなさんに感じてほしかったもののひとつが八ヶ岳の美しい森。とくに亜高山帯の植生が広がる北八ヶ岳は、林床が苔むしたコメツガやシラビソ、トウヒなど針葉樹の原生林がみごとです。この点もあえて説明するまでもなく、麦草峠から歩きはじめて、丸山北面の樹林帯に入るとすぐに「この森の香り、すごく落ち着きますね」という声があがり、みなさん、しっかり感じているんだなぁ、と嬉しい気持ちになりました。ほんとにそうなんです。僕が八ヶ岳に通いつめる理由も、ひとつには「森の香り」。八ヶ岳の森を歩くと「八ヶ岳に帰ってきた」という感じがします。しばらく登山(取材)の間があくと、森の香りに「懐かしさ」も覚えます。みなさんが今度、八ヶ岳を再訪するとき、同じように感じ取ってくれたら素敵です。
そしてまたお会いできる日を楽しみにしています。
↑名の通り降雨量に左右される雨池
この日はまったく水がなかった
それも北八ヶ岳の表情のひとつ
ヤマケイカルチャークラブ 晩秋の北八ヶ岳ハイキング
今回のコースのポイント (撮影は2007年秋)
白駒池(しらこまいけ)
標高約2100メートル、面積11.4ヘクタール、北八ヶ岳でもっとも大きい天然の山上湖。池の周囲にはコメツガやトウヒ、オオシラビソなど針葉樹のみごとな原生林が広がり、林床一面しっとりとしたコケにおおわれています。11月上旬は、湖畔の紅葉も終盤となりますが、冬の訪れを前に静けさを取りもどし、悠久の時を感じさせる落ち着いた雰囲気が漂います。
高見石(たかみいし)
白駒池の南西、北八ヶ岳の森を見晴らすビューポイント。原生林の樹海のなかで青い水面をきらめかせている白駒池をはじめ、ゆったりと横たわる茶臼山や縞枯山、八柱山を間近に望むことができます。天気に恵まれれば、浅間山や谷川連峰、日光白根山も遠望できます。
雨池(あまいけ)
縞枯山の北東中腹、原生林に囲まれた雨池は、ひっそりとした雰囲気の山上湖。水量は降雨に左右され、日照りが続くと干上がるので、雨池の名があります。秋は湖畔のダカケンバやナナカマドが色づき、美しい風景を描きます。また雨池へ向かう、麦草峠からの道の途中には、八ヶ岳の七不思議に数えられる地獄谷があります。火山の噴気口跡と考えられている深さ30メートルほどの風穴で、近年、航空写真により発見された地形です。
八柱山(やばしらやま)
雨池の東、頂上の一角に「深宇宙探査アンテナ」を置く八柱山は、北八ヶ岳の隠れ名山。頂上からは浅間山をはじめ、西上州と奥秩父の山並みを見晴らし、富士山も遠望できます。また頂上一帯はカラマツ林に囲まれ、晩秋には黄葉したカラマツが黄金色に輝きます。
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ヤマケイカルチャークラブ
●企画・主催 山と溪谷社
●旅行企画・実施 アルパインツアーサービス
| 登山・トレッキング | 06:38 PM | comments (0) | trackback (0) |
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