外秩父・官ノ倉山で準天頂衛星「みちびき」利用実証とスマホGPSアプリ対応カスタムマップを検証

2018年3月25日、外秩父の官ノ倉山(埼玉県比企郡小川町)で、準天頂衛星「みちびき」衛星測位試験サービスの個人的な利用実証と併せ、スマートフォンのGPS・地図アプリに対応したカスタムマップ(自作地図)の精度や使い勝手を検証してきました。

使用機種は前回と同様、廉価な機種ながら「みちびき」に対応しているFLEAZ Que+N(型番:CP-L45s)とiPhone6(AU版16GB)。iPhone6のGPS機能は、Assisted GPSおよびGLONASS(みちびきには非対応)。みちびき対応と非対応とで、精度にどれだけ差が生じるかを実証してみました。

詳しい地図で迷わず歩く! 奥武蔵・秩父354km 佐々木亨 山と溪谷社 スマホ GPS 地図 アプリ カスタムマップ ジオグラフィカ 準天頂衛星「みちびき」利用実証

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アプリは、iOS版とAndroidOS版の両方がリリースされ、登山者に定評のあるジオグラフィカを使用。カスタムマップは、ガイドブック(詳しい地図で迷わず歩く!奥武蔵・秩父354km/佐々木亨著/山と溪谷社)に収録したハイキングマップのデータを変換・処理、グーグルドライブ経由でスマホに読み込み、ジオグラフィカに表示。

現地では、カスタムマップとプレーンな地形図(地理院地図)を適宜、切り替えながら、GPSと地図の精度、見やすさ、使いやすさなどを試してみました。

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↑同地点でGPSと地図の精度を検証、官ノ倉山北麓の天王池(沼) 左:FLEAZ Que+N 右:iPhone6

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↑同地点でGPSと地図の精度を検証、官ノ倉山頂上 左:FLEAZ Que+N 右:iPhone6

官ノ倉山は、小川町市街の北西に位置する標高344mの低山。毎年、春に行われる外秩父七峰縦走ハイキング大会では、小川町駅または東武竹沢駅をスタートし、最初にめざすピークが官ノ倉山です。古くは神が降臨する磐蔵をまつっていたとされ、これを神ノ蔵、転じて官ノ倉となったと伝わっています。

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山頂部は東西2峰からなり、東のピークは、石尊山の名があります。見晴のよい頂上には、丹沢・大山にある阿夫利神社の小祠をまつっています。この小祠は、実際に大山に向けて置かれているようです。

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↑同地点でGPSと地図の精度を検証、北向き不動 左:FLEAZ Que+N 右:iPhone6

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さて、GPSそのものの精度については、「みちびき」対応と非対応との差がほとんど分からない、というのが正直な感想です。

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「みちびき」からの信号を受信していないiPhone6の精度が劣るかといえば、今回の官ノ倉山ハイキングコースでは、まったく互角という結果でした。もちろんスマホの機種(スペック)や使用する場所の地形的な条件によって変わってくるかもしれません。

カスタムマップについては、もともとガイドブックの紙面に合わせて、文字の書体やサイズ、色調などのフォーマットをデザインしているため、スマホの画面に収まりきらない、あるいは収めようとすると細かくなりすぎる、などの課題があります。

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その一方、拡大・縮小やスクロールが自在にでき、カスタムマップとプレーンな地形図、さらにグーグルマップなどを目的によって切り替え表示できるのもスマホならでは。今回のカスタムマップは、「ハイキングコースを迷わず歩く」ための情報を充実させていますが、地図は適宜、切り替えて使うことを前提に、ひとつの種類の地図に多くの情報を詰め込み過ぎないことがポイントのようです。

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↑ガイドブック(詳しい地図で迷わず歩く!奥武蔵・秩父354km/佐々木亨著/山と溪谷社)に収録した官ノ倉山のハイキングマップ(A4判)。これをスマホのGPS・地図アプリで読み込めるカスタムマップ形式に変換・処理し、今回、その精度を検証してみた


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