東丹沢 鐘ヶ嶽・日向薬師周辺で地図読み講習会

2018年3月18日(日)に東丹沢の鐘ヶ嶽・日向薬師周辺で、地図読み講習会初級編(旅行主催:アルパインツアーサービス株式会社)を行いました。

丹沢・大山の東麓には、古くから人々の信仰を集めた名刹や名所が点在し、それらを巡礼する道も踏まれてきました。七沢温泉郷の北東にそびえる釣鐘型の独立峰・鐘ヶ嶽へ登る道もそのひとつ。

七沢浅間神社をまつる頂上へと続く登山道には、大山と同じ二十八丁の丁石をはじめ、富士講とも関わりのある石碑や石仏が並び、人々の信仰の深さを今に伝えています。

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↑教材の地形図とコンパスを使い、これから進むべき方向を確かめる

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↑紙の地形図とアナログコンパスの使い方を学ぶとともに、スマートフォンのGPS機能の活用もワンポイントレッスン

日向薬師は、奈良時代初頭の716年、僧行基により開山され、源頼朝や北条政子も参詣したと伝わる名刹。平成の大修理を経て、2016年秋に落慶した茅葺き屋根の薬師堂(本堂)は見ごたえがあります。

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↑講習の後半は、4〜5人でグループを組み、自分たちの判断で教材の地形図に記載されたポイントを確認しながら目的地をめざす

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↑教材の地形図データをカスタムマップとしてGPSアプリで読み込み、地図読みの答え合わせをしてみる

また一帯は室町時代に築かれた七沢城趾で、今回のコース中にも物見の兵を置いたという見城(みじょう)があります。敵が攻めにくい山の頂上を選んで砦にしたらしく、標高375mの里山ながら地形は思いのほか険しく、複雑です。

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↑磁北線や記号凡例をはじめ地図読みの要点やヒントを記載した地形図教材。講習はこの紙地図を読みこなすことが基本

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↑アナログコンパスを使い、自分の体と地図を進路に向ける方法を練習

緩急が大きく、屈曲した尾根筋をたどりながら「なるほどこれは攻めにくい地形だな」と実感。戦国の世にも思いをはせた地図読みトレーニングとなりました。

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↑今回の講習コースの要所でもある見城(みじょう)。戦国時代に物見の兵を置いたと伝わる頂上で、地形は思いのほか複雑。地形図にも徒歩道(破線の道路)の記載がなく、地図読みのトレーニングにはかえって好条件。ただしスマートフォンの画面では、道のないところに踏み込んでしまったように受け止めやすいので、その場合、どう判断すべきかを実地でレクチャー


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